換気や施設・設備の点検がてら、数日振りに”屋上”にいました。
遠く、天気が良ければ利尻富士が見えているはずの方向を眺めると、
霧とまでは言わないものの、モヤが掛かって霞んでいます。
折角上がったので屋上一周ぐるっと遠くの景色を眺めたり、上から温泉街を見下ろしたりしていても、誰もそんなところに人がいるとは思わず、見上げて気付く人もいない。
タバコに火をつけ(←これは書かないでおいた方がいいなとは思ったのですが、これも含めてのシチュエーションから突然起こったことなので敢えて)、そんな周りの様子をしばらく眺めている内に、なぜか突然、昔聴いた「トランジスタラジオ」の歌詞が口をついて出てきて、そのまま下を見下ろしながら、1コーラスの終わりまで口ずさんでいました。
意外と覚えてるもんだなぁと、ひとり感慨に耽ったところで、施設の管理業務には一旦区切りをつけてその場を後にし、そしてまた現実逃避したくなる頭の痛い運営業務に戻ります。